わが国の社会基盤整備は、欧米を目標として「追いつき」「追い越せ」のスタンスで整備が進められてきましたが、一部では欧米並みに整備された部分があるというものの、まだ、道路・公園・下水・河川・住宅などでは遅れをとっており、国民生活、産業活動において支障をきたしております。
国内景気は低迷を続け、未だ上昇気流に乗ることができずにおり、公共事業に対する風当たりも厳しいものがありますが、快適な国民生活への向上・産業活動の円滑化を図るうえで、長期的に整備すべき社会資本は限り無いものといえます。
このような社会環境の中で、建設事業に対する世間の関心も大きく変わってきています。すなわち、機能面を充実させるものから、経済的で、長期間にわたり効率よく、安全かつ快適な環境を保持することが求められるようになってきました。
わが社の技術陣は、自然環境ならびに社会環境を思量し、時代を見極め、将来を見つめながら後世に残るような社会基盤の創生に尽くしていきます。
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